銀蘭


 体育館につくと黒須の先生であろう人達が集まっていた


 「おはようございます」


 ぺこりとお辞儀をする


 「おはよう」 「おはようございます」


 なんか聞いたことのある声がしたが気に留めなかった


 挨拶をしていると黒須の生徒たちが集まってきた


 「みんな来たんだ…そして結構多いな…」


 溜息をつきながら壇上へあがる


 「え~みなさん静かにしてください…」


 ザワザワしたまま声が静まらない


 さすがに切れそうになっていたら


 「おい…!黙れ」


 遅れて入ってきた男が一言しゃべる

 
 後ろには4人連れている


 「朝の奴か…」


 ん…?待てよ?こいつらが言うこと聞くってことは…黒龍の幹部か!?


 やっば!ばれたらやばい!ん?そう言えばこの格好に変装してるんだった!


 バレナイよーに気をつければいいや!


 「おい!何百面相してる」


 「えっ…」


 会場を見まわすとみんな私に注目していた


 「ゴホン…」


 あ~ハズっ
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