がーるずすくーる
良静もずっとおばあちゃん子で静子に相当べったり甘えて懐いていた。
静子は良静が幼稚園に行くのを嫌がるとすぐに休ませたし静子が絵本を読んで一日中、良静の相手をしていた。
良静は記憶力の良い子供だったので静子が読み上げた絵本の内容をそのまま暗記して暗唱し始めた事で静子は「この子はもしかしたら天才かもしれない」と思い込み、幼児教育の教材などを買い込み徹底的に調べ上げ、子供の潜在能力を伸ばす方法をあれこれ研究し始めた。
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