幸せの浮かぶ夕空
「悪いけど,そいつ
 おれの連れなんだわ。
 離してくんね??」


「ホントか,ガキ」


「………そうだよ!!」


彼女は細い路地裏で


ガラの悪い男たちに絡まれてた。


とにかく近くの喫茶店に入った。


「あ…りがと」


「その制服…〇〇高校だろ?? 頭いーガッコなのに,
朝っぱらからなんで
こんなとこ来てんの??」


おれと彼女の〇〇高校は


東京では有名なガッコ。


彼女は黙り込んだ


なにか,訳ありか??
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