幸せの浮かぶ夕空

「誰からだった??」

「前遊んでた女から…」


フーンと少し興味あり気に
訊いてきた。

「なんだって??」

「……おれの……」

「…ん??」

「おれの子ども…デキた
………て」


呆気に取られる,正人。

「…お前! 早那どうすんだよ」


「困ってんだよ…!!
おれだって―そんなん考えて
なかったし」


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