幸せの浮かぶ夕空
「そっか…。
楽しそうだな」


そう言ったら早那は


瞳を輝かせた。


「ホント!? ガッコ行く気に
なれた?? 私ね,
亮輔くんとなら友だちに
なれる気がするの!!」


友だちって……


おれ,友だちだと思う奴


作ったコトないんだよな。


でも,おれも早那となら


仲良くなれそうだし。


「3日に1回くらいならな。
てか,亮輔嫌いなんだよ,
亮って呼べ」


「『呼べ』って…なに
命令してんのよ」
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