禁断の姉弟愛 ~欺くのはどっち?~
和也が何を言っているかは、もちろんすぐに解った。それを和也は躊躇しているようだけど、私には躊躇する気持ちは全然ない。ずっとそうなりたいと、思っていたから。
「いいわよ」
「姉貴……!」
「私、和也に抱いてほしい」
和也は、驚きと戸惑いが混じったような顔で私を見つめた。私は和也から考える時間を奪い、拒絶の言葉を言わせない……かのように、つま先を伸ばして彼の口を私の唇で塞いだ。
私が彼の口の中に舌を差し込むと、初めは戸惑い気味だった和也だけど、すぐにそれに応えてくれた。そして彼はキスをしたまま、私をベッドにそっと横たわらせた。
「姉貴、ほんとにいいの?」
「うん。でも……志乃って呼んで?」
「志乃……」
「和也……」
こうして私達姉弟は、ついに一線を越えてしまった。
「いいわよ」
「姉貴……!」
「私、和也に抱いてほしい」
和也は、驚きと戸惑いが混じったような顔で私を見つめた。私は和也から考える時間を奪い、拒絶の言葉を言わせない……かのように、つま先を伸ばして彼の口を私の唇で塞いだ。
私が彼の口の中に舌を差し込むと、初めは戸惑い気味だった和也だけど、すぐにそれに応えてくれた。そして彼はキスをしたまま、私をベッドにそっと横たわらせた。
「姉貴、ほんとにいいの?」
「うん。でも……志乃って呼んで?」
「志乃……」
「和也……」
こうして私達姉弟は、ついに一線を越えてしまった。