禁断の姉弟愛 ~欺くのはどっち?~
翌朝、起き出して顔とかを洗った後、私はその足で隣の和也の部屋へ行ってみた。
ドアを軽くノックしても返事がなく、いないのかなと思いながらドアを開けて中を覗くと、和也はベッドで大の字になって眠っていた。
昨夜は、私が寝るまで和也は帰って来なかった。残業だったのか、飲み会だったのか、連絡がなかったから分からない。
私は、眠気の限界ギリギリまで和也が帰るのを待っていた。独りで、悶々としながら。今度から、遅くなる時はちゃんと連絡をくれるように言わなくっちゃ。
私は寝ている和也に近付き、屈んで彼の鼻の頭を指でチョンチョンと突いてみた。でも、和也は起きる気配はない。あどけない顔で、口を開けて寝ている彼のその口元に顔を近付けてみたけど、お酒の臭いはしない。
という事は、昨夜は残業だったのかも。だとしたら、疲れてるだろうから、起こしちゃ可哀相かな……
私は和也を起こしてしまわないよう、そっと彼の唇にキスを落とした。
ドアを軽くノックしても返事がなく、いないのかなと思いながらドアを開けて中を覗くと、和也はベッドで大の字になって眠っていた。
昨夜は、私が寝るまで和也は帰って来なかった。残業だったのか、飲み会だったのか、連絡がなかったから分からない。
私は、眠気の限界ギリギリまで和也が帰るのを待っていた。独りで、悶々としながら。今度から、遅くなる時はちゃんと連絡をくれるように言わなくっちゃ。
私は寝ている和也に近付き、屈んで彼の鼻の頭を指でチョンチョンと突いてみた。でも、和也は起きる気配はない。あどけない顔で、口を開けて寝ている彼のその口元に顔を近付けてみたけど、お酒の臭いはしない。
という事は、昨夜は残業だったのかも。だとしたら、疲れてるだろうから、起こしちゃ可哀相かな……
私は和也を起こしてしまわないよう、そっと彼の唇にキスを落とした。