恋は陽炎 ~道化師の初恋~
「はい、これでお仕舞い」

 

 亜美菜は、ポンッと叩かれた肩に嫌な気持ちになった。



 押し込まれた本は、何も言わずに黙ったままだ。
< 18 / 201 >

この作品をシェア

pagetop