恋は陽炎 ~道化師の初恋~
 亜美菜は、リビングに降り、その辺の食べ物を摘むと、壁の時計に目を向けた。 


「図書館、もう開いてる時間だな」 



 まだ読みかけだった本をバックに詰め込むと、玄関のドアを開けた。
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