幽霊の思い出話
二人で顔を見合せ、少し時が止まったように口を開けていた。
「・・・ぷっ」
お互い吹き出して、笑った。
「左之、もっと早く思い出してよ。思わず笑っちゃった」
「俺も笑ってしまった。悪い、悪い」
「左之も思い出したことだし、行き先としては間違ってないようだね」
「あぁ、間違いないな」
笑いながら、左之は笑顔で頷いた。
「そうと決まれば、早く寝るね。明日の移動は六時間位あるから」
「ゆっくり休め。すまないな」
「ううん。おやすみなさい」
「おやすみ」
左之は優しいトーンで眠りの挨拶をした。私はその声が居心地良く、布団を被り目を瞑った。
「・・・ぷっ」
お互い吹き出して、笑った。
「左之、もっと早く思い出してよ。思わず笑っちゃった」
「俺も笑ってしまった。悪い、悪い」
「左之も思い出したことだし、行き先としては間違ってないようだね」
「あぁ、間違いないな」
笑いながら、左之は笑顔で頷いた。
「そうと決まれば、早く寝るね。明日の移動は六時間位あるから」
「ゆっくり休め。すまないな」
「ううん。おやすみなさい」
「おやすみ」
左之は優しいトーンで眠りの挨拶をした。私はその声が居心地良く、布団を被り目を瞑った。