【完】嘘つきは ×× のはじまり
「は?」
「もういいよ。亮ちゃんの馬鹿。
絶交だからっ、ゼッコー!
もう知らないからっ!!!」
「あ、おい、希奈!」
叫ぶ亮ちゃんを背に、私は1人
家に向かって猛ダッシュした。
なんだか悔しかった。悲しかった。
いっつも亮ちゃん、私と居てもつまんなさそうだし
楽しんでもらおうと思って今まで色んな話題出して
久しぶりにあんなに笑ってくれて嬉しくて。
でも…亮ちゃんはやっぱり
私といても楽しくないのかな?
ウザイだけなのかな?
私のこと、好きじゃないのかなぁ…。
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(嘘つきは 絶交 のはじまり)