ヒーローは後継者不足である。


「って、あああああ!? 大丈夫ですかおじいちゃん」


「あぁ、なんとか」



軽く70才は越えていそうなおじいちゃん。

俺はすぐさま降りて腕を支えた。



「あぁ、すまんの」


この人……ただのおじいちゃんじゃないか。


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