愛染夢路


『おぉ!!島津先生、山口先生速いですねぇ!!』



スピーカーごしに愛の声が聞こえてくる。


パッ




紙に書いてある内容を見ている先生の手が止まった。



決心をしたのか…動きだした。




あれ?



山口先生も

私のほうへ近寄って…




―ヒョイ



「へ?!」

「島津先生?お先にぃ頂きます☆」


ちょ…

ちょっとぉ待ってよ!!

絶対に…



「イヤ――――――――――!!」





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