愛染夢路
「先生?」
どこを探してもいない―――…
「弥生ー島津先生なら今帰ったよ~」
なっちゃんが教えてくれた。
でもここは4階。
降りて行ったら間に合わない。
カチャッ
!!
窓を開けて下を見ると…
先生の姿があった。
「先生!!島津先生!!」
気づいてくれた。
「そこで…待っていてください!!」
叫び終えた後…私は階段ダッシュをした。
きちんと言うんだ。
私の想いを――――――――…
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