愛染夢路



『次は教員による―…』

絶対に負けるものか!!

パーン…

紙を見たふりをしていた。

「先生?私を選ぶんでしょ?」

ぎゅっと腕を掴んでいたのは



――神崎だった。



「ごめん!俺は高原しかいねー!」

しまった!ロスタイム…

はっと見れば高原は―…

「山口先生!?」

山口に捕まっていた。

絶対にイヤだ。負けたくねーっ。



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