愛染夢路


「いる訳ないでしょ…げほぉっ」

涙ぐんだ目をぬぐった。

「まったまたぁ~どんだけ動揺してんの!」




しまった!!という顔しても遅かった。




会いは私に、誰?という目を向ける。





「実は―…英語の島津先生。」





今度は愛が飲んでいたメロンソーダーをふいた。

ぶふぉ






「げほげほっっつ…!!?」

そ…

そんなに




咽なくても…


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