愛染夢路


はぁはぁ…っ

なんでウチの学校こんなに階段が高いの!?

「先生…はぁっ…私ねっ…ッ」




呼吸を整えようとして言おうとしていた。



「どうしたのですか?」



何も事情を知らない先生は頭を捻るばかり。



「あの…ですねっ…」

行け…っ…弥生…


気持ちを伝える決心をした。






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