愛染夢路


「はぁ~っ…疲れましたぁ~」



研究室に戻った。



「早いですね~高原先生、もう27歳になるんですからねぇ」



アハハ、と笑う私たち。



「あっ!高原じゃなくて、天宮先生ですかね?」



冗談のように声をかけてくれる…島津先生。



「あ~!!高原先生!!翔君の迎えの時間じゃ…」



「わぁぁぁああ!!先生方っ先に失礼します!!」




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