愛染夢路
あとがき
最後まで読んでくださりありがとございました。
この小説は私の初恋を基にしています。
私の初恋の相手は…そう『先生』でした。
辛くて切なくてどうして先生のことを好きになったんだろう?と考えてみました。
答えは…貴方だったから。
この世の中には答えのないものがたくさんあります。
私が今ここにいるのも友達の支えがあったから。
中学校にくると引き換えにたくさんのものを失いました。
友達、信頼、そして――…
でも、今振り返るとこの学校に来てよかったと思います。
『出逢えた事に感謝する』
どこかの小説で聞いたことがありました。
その言葉で『私』が支えられてきました。
この場を借りて言わせてください。
ねぇ先生?
君と出逢ったのはあのときが初めてじゃないよ。
もっと昔にめぐり逢ってるんだよ。
覚えてないかな?
階段で…ぶつかった時のことを。
今もこれからもずっと…ずっと好きです。
本当にみなさまありがとうございました。
またどこかで会いましょう。
高原 弥生