今宵、最後の一杯を…
「お風呂に入りたい…。」
「それは、了解したってことかな?風呂から出たら抱いてもいい?」
そういう意味じゃないと、真っ赤になる…可愛い…。
自分の都合のいいように解釈する脳は
盛りのついた猿のよう…だけど…
「美保があの男のことをまだ好きなことも、傷ついていることも知ってる…今日は自分までもが君を傷つけてしまって…本当に反省してる…ごめん…でも、ずっと好きだったから…手に入れたくて…欲しくて、欲しくて…今日会ったばかりの要に取られるぐらいなら…俺のほうが…って…やらかした後に取ってつけたみたいで嫌だけど…好きだ……愛してる……。」
必死過ぎる愛の告白…溜まっていた熱は一気に噴き出した。