そこにいて笑ってて
「なぁ、いいこと教えてあげよう」

「‥‥何?」

「俺に浮気はできねぇ」

「はい?なんで?」

「お前以外には立たねぇから」



そう言って俺は、お前の首筋に顔をうずめた。



そうか‥‥そうだったのか。


俺、お前が好きだったから、
他のやつじゃあ立たなかったんだ。


なんて一途な俺。


ってことは、あのOLの前から、

俺、お前のこと好きだったんだ。



なんか照れるな。


でも絶対これからは、

お前以外を抱かねぇから。



ずっと、そこにいろよ。


ずっとそこにいて、笑ってろ。


ずっと、ずっと、





俺と一緒に。





次、→
反省文
< 41 / 42 >

この作品をシェア

pagetop