まだ君を愛してる
愚妹のアドバイスから2日が経ち、遂に告白の準備が整ったのだ。
俺は、チャットにINした。
なんと言われようと俺は素で勝負したいと思ったのだ。
否。そうしなければいけなかった。
アイデンティティを出すために。
INすると、彼女は部屋にきた。
「久しぶりですねー(笑)」
「そうだね、久しぶり^^」
そこまではいつもと変わらない光景。
ここからだった。
「あのね、俺あれからずっと悩んだんだ。俺らしい告白を待つと言われてかなり悩んだ。だけど俺らしさってイマイチ理解しきれなかったんだ・・。だけどね、これが俺らしさだと思うんだ。」
「はい。お聞きしますよ(微笑)」
「うん、俺と現実に会ってくれませんか?そのときに面と向かって告白をしたいんです。」
「・・でも、それだとチャット彼女ではないですよ?」
「いいんです、リアカノでもチャット彼女でも俺は貴女に惹かれたんです。」
「・・でも・・私は・・」
「今すぐに会えとは言いませんし、会うかどうか今すぐに答えろとも言いません。答えが出たら言ってくれると嬉しいです。」
「・・わかりました、少し時間をください。」
俺は、「はい」と書いてその日はチャットから落ちた。
俺は、チャットにINした。
なんと言われようと俺は素で勝負したいと思ったのだ。
否。そうしなければいけなかった。
アイデンティティを出すために。
INすると、彼女は部屋にきた。
「久しぶりですねー(笑)」
「そうだね、久しぶり^^」
そこまではいつもと変わらない光景。
ここからだった。
「あのね、俺あれからずっと悩んだんだ。俺らしい告白を待つと言われてかなり悩んだ。だけど俺らしさってイマイチ理解しきれなかったんだ・・。だけどね、これが俺らしさだと思うんだ。」
「はい。お聞きしますよ(微笑)」
「うん、俺と現実に会ってくれませんか?そのときに面と向かって告白をしたいんです。」
「・・でも、それだとチャット彼女ではないですよ?」
「いいんです、リアカノでもチャット彼女でも俺は貴女に惹かれたんです。」
「・・でも・・私は・・」
「今すぐに会えとは言いませんし、会うかどうか今すぐに答えろとも言いません。答えが出たら言ってくれると嬉しいです。」
「・・わかりました、少し時間をください。」
俺は、「はい」と書いてその日はチャットから落ちた。