まだ君を愛してる
リアカノ
翌日、集合時間に間に合うように少し早めに家を出た。
待ち合わせの場所には既に謎ちゃんらしき人がいた。
「あの・・謎さんですか?」
「あ・・はい!」
初めて見る彼女の笑顔。
整った顔、それでいてあどけなさを感じさせる。
同い年なのに背もかなり小さく感じる。
「えーっと、今日は暑いし海が見えるところでもどうかなって。」
「海ですか??」
海、と聞くなり彼女は嬉しそうに微笑んだ。
「水族館とか・・どうかなって。」
東京に海辺の水族館はない。
なので、大洗の方に行こうということになった。
もちろん、日帰りということで電車やバスを使う。
「電車代とかお金のことなら心配しなくていいよ、俺が出すからさ。」
こういう時のためにかなり多めに持ってきていた。
「でも・・悪いですし。」
「いいからいいから。」
そういって、俺はお金を二人分支払った。
待ち合わせの場所には既に謎ちゃんらしき人がいた。
「あの・・謎さんですか?」
「あ・・はい!」
初めて見る彼女の笑顔。
整った顔、それでいてあどけなさを感じさせる。
同い年なのに背もかなり小さく感じる。
「えーっと、今日は暑いし海が見えるところでもどうかなって。」
「海ですか??」
海、と聞くなり彼女は嬉しそうに微笑んだ。
「水族館とか・・どうかなって。」
東京に海辺の水族館はない。
なので、大洗の方に行こうということになった。
もちろん、日帰りということで電車やバスを使う。
「電車代とかお金のことなら心配しなくていいよ、俺が出すからさ。」
こういう時のためにかなり多めに持ってきていた。
「でも・・悪いですし。」
「いいからいいから。」
そういって、俺はお金を二人分支払った。