まだ君を愛してる
『謎ってなんて読むの?なぞ?』
大体のユーザーはそう聞いてくる。
「めい。」
私はそう答えてあとは何も喋らない。
しゃべりたくないだけ。無視してるわけじゃない。
名前もろくに読めない人間とは関わりたくないだけ。
馬鹿な証拠。
だけど、私がINして小さなエリアに座っていると、私と同じような美化されたアバターが入ってきた。
6人もいて、誰も喋らないエリアにそのアバターは居座る。
そのまま黙り込むかと思ったらこの空気の中挨拶をしてきたのだ。
「こんにちは。」
馬鹿だと思った。
誰も挨拶しないだろうに、なぜ声をかけるのか。
馬鹿にもほどがある。
だけど私はその空気に耐えられず「こんにちは」と返した。
大体のユーザーはそう聞いてくる。
「めい。」
私はそう答えてあとは何も喋らない。
しゃべりたくないだけ。無視してるわけじゃない。
名前もろくに読めない人間とは関わりたくないだけ。
馬鹿な証拠。
だけど、私がINして小さなエリアに座っていると、私と同じような美化されたアバターが入ってきた。
6人もいて、誰も喋らないエリアにそのアバターは居座る。
そのまま黙り込むかと思ったらこの空気の中挨拶をしてきたのだ。
「こんにちは。」
馬鹿だと思った。
誰も挨拶しないだろうに、なぜ声をかけるのか。
馬鹿にもほどがある。
だけど私はその空気に耐えられず「こんにちは」と返した。