まだ君を愛してる
だけど、翌日も彼はINしていなかった。
「きっと明日は・・」
それの繰り返しが続くであろうとまで考えた。
きっともうすぐ来てくれると。
母の話を聞きながらアイスを食べた日から2日が経った日のこと・・
いつものようにチャットにINすると彼がINしていた。
私はすぐに彼の部屋へと飛んだ。
そこには彼がいた。
広い部屋で黒いピカピカの床に、大理石の壁紙、豪華そうな家具。
きっと、置いてあるものはみんな課金したものだろうな、と来るたびに思う。
「廉さん、お久しぶりです(笑)」
「そうだねー、久しぶり!」
告白を待つと言わないでいた時と同じ光景。
何一つ変わってない。
私は、その光景が何も変わってないと感じて、告白も廉君のことも諦めようと思った。
部屋を出ていこうとカーソルを自分の部屋へ行くというボタンに合わせた時だった。
「あのね、俺あれからずっと悩んだんだ。俺らしい告白を待つと言われてかなり悩んだ。だけど俺らしさってイマイチ理解しきれなかったんだ・・。だけどね、これが俺らしさだと思うんだ。」
びっくりした。
彼は真剣に悩んでいたことに。
たかがゲームなのに。
「はい、お聞きしますよ(微笑)」
微笑、だなんて嘘つきだな・・私。
リアルじゃすごく緊張してるくせに。
そんな微笑む余裕もないくせに。
「きっと明日は・・」
それの繰り返しが続くであろうとまで考えた。
きっともうすぐ来てくれると。
母の話を聞きながらアイスを食べた日から2日が経った日のこと・・
いつものようにチャットにINすると彼がINしていた。
私はすぐに彼の部屋へと飛んだ。
そこには彼がいた。
広い部屋で黒いピカピカの床に、大理石の壁紙、豪華そうな家具。
きっと、置いてあるものはみんな課金したものだろうな、と来るたびに思う。
「廉さん、お久しぶりです(笑)」
「そうだねー、久しぶり!」
告白を待つと言わないでいた時と同じ光景。
何一つ変わってない。
私は、その光景が何も変わってないと感じて、告白も廉君のことも諦めようと思った。
部屋を出ていこうとカーソルを自分の部屋へ行くというボタンに合わせた時だった。
「あのね、俺あれからずっと悩んだんだ。俺らしい告白を待つと言われてかなり悩んだ。だけど俺らしさってイマイチ理解しきれなかったんだ・・。だけどね、これが俺らしさだと思うんだ。」
びっくりした。
彼は真剣に悩んでいたことに。
たかがゲームなのに。
「はい、お聞きしますよ(微笑)」
微笑、だなんて嘘つきだな・・私。
リアルじゃすごく緊張してるくせに。
そんな微笑む余裕もないくせに。