まだ君を愛してる
俺がやっと面会に行ける日がなんとなくわかりだした頃、さくらは亡くなった。
俺の受験勉強の邪魔になるかもしれないと、何があっても知らせないでと両親に言っていたそうだった。
さくらが亡くなってお通夜も俺が知らない間に済まされて。
全て済んだあとに、さくらの両親が事情を説明しに家まできてくれた。
「さくらは亡くなりました。お通夜も私たちで済ませるようにとさくらに言われてましたので・・」
そう言われて手渡された一通の手紙に俺は首をひねる。
「これは?」
「さくらが優輝君に宛てたものです。さくらは最後まであなたが好きだったみたいです。さくらに外を教えてくれて、ありがとう。さくらを愛してくれてありがとう。」
「・・俺は・・」
「じゃあ、私たちはこれで・・。」
「ありがとうございました。」
さくらの両親が帰ったあと、俺は部屋に戻って手紙を読んだ。
俺の受験勉強の邪魔になるかもしれないと、何があっても知らせないでと両親に言っていたそうだった。
さくらが亡くなってお通夜も俺が知らない間に済まされて。
全て済んだあとに、さくらの両親が事情を説明しに家まできてくれた。
「さくらは亡くなりました。お通夜も私たちで済ませるようにとさくらに言われてましたので・・」
そう言われて手渡された一通の手紙に俺は首をひねる。
「これは?」
「さくらが優輝君に宛てたものです。さくらは最後まであなたが好きだったみたいです。さくらに外を教えてくれて、ありがとう。さくらを愛してくれてありがとう。」
「・・俺は・・」
「じゃあ、私たちはこれで・・。」
「ありがとうございました。」
さくらの両親が帰ったあと、俺は部屋に戻って手紙を読んだ。