[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
その瞬間…貴俊さんは私を抱きしめ、そして熱いキスをした。

私はいきなりの事でびっくりした。

「久しぶりに二人きりで眠れるんだ。
 愛美は俺のだろ…」

そう言われたら、やっぱり私もうれしくて…
私から、貴俊さんに抱きついてしまった。


その時、後ろから声が聞こえた。



「親父…愛美から離れろ」


えっ???誰が話したの??

そう思った。

「和俊…お前はやはり俺の子だな。
 お前も愛美に惚れたか・・・
 でも、これだけはゆずれねーな。
 こいつは俺の女だ」


私の頭は????だらけだった。


「愛美・・・和俊は一人で眠れるんだよ。もう・・・
 ただな…愛美を取られたくなかっただけだ。」


「親父…汚いぞ。
 愛美は俺のだ。」


よく言えば親子げんかに聞こえるけど・・・

話している内容が内容なだけに…私はびっくり。

私は二人の会話から…和俊の将来が心配になった。


和俊も貴俊さんと同じ俺様な王様になるんだと・・・

確信した瞬間だった。
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