[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
私はどうしていいのか分からなくなっていた。

昔の私ならこの場所から逃げ出していたに違いない。

でも、私は母親になるんだ。

だから、この場からは逃げない。


でも・・・でも・・・


涙を流すのをこらえるのが精いっぱいだった。


私は、貴俊さんがシャワーを浴びている間に、ベットに入って横になった。

顔を合わせるのがつらかったから…

< 42 / 143 >

この作品をシェア

pagetop