[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
いつも新店舗の出店は担当に任せていたが、

この店だけは俺が直接作りたかった。


だから、必要な書類の作成からすべて俺が行った。

助産師も紹介してもらった。

とても感じのいい、母親くらいの年齢だった。

妊婦の活動時間を考えれば、勤務時間も短い。、

開店の趣旨を伝えると、すぐのOKの返事をくれた。

今までの経験だとかと生かして、これからやっていけると思う。


そして、料理は愛美がつらい時期に食べれた経緯があったから、

その店に依頼した。

OKの返事をもらい、すぐに調理器具の設置などを行った。

もちろん、役所への届け出もすでに行っており、許可が下りていた。

直接、俺が店舗で指示を出す為か周りが気を使っているようだったけど、

俺は久しぶりに汗を流して働いた。


愛美に変な心配をかけたくないのと、驚かせてやりたい気持ちもあって、

スーツが汚れたりした場合は着替えをしていた。

似たようなスーツを複数所持している俺からしたら、分からないだろうと思っていた。


何もかも順調だった…


そう思っていた。
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