[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
「健司、お前何を言っている!!」


「本当の事を伝えたまでです。

 奥様が私に電話をしてきました。

 今までそんなことはありませんでした。

 相当、気にされている様です。」


その時初めて、俺は愛美の気持ちを理解した。

どうして、毎朝、俺のスーツの上着を抱きしめてから着せてくれるのか…


愛美は俺が愛美を抱けないから他の女を抱いていると勘違いしているのか…


そんなことあるわけないだろう。

今愛美を抱かないのは…

愛美を壊したくないからだ。

抱いても言いなら、朝からずっと抱いていたい。

愛美を抱けないでどれだけ俺が・・・
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