[続2]素敵過ぎる恋愛…あなたの世界へ
「健司…愛美の思い違いだ。

 今から言うことは誰にも言うな。いいな。」


俺は、新店舗の事を教えた。

健司はさすがにびっくりしていたようだが、一言俺に伝えた。


「社長らしいです。それが笠井貴俊と言う人ですね。」

その言葉に何が含まれているのか、考えなかったが…

健司に話すことで、仕事の量も半分に減ったのは事実だ。


愛美の誤解を早く説いてやりたいが、

この仕事だけはどうしても他の奴に任せたくなかった。

愛美の事を他人に任せるように感じたからだ。


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