ネコは魔界の王子様!?
「何?何か良い案でも浮かんだ?」


「あぁ、これで少しは効率も良くなるだろう」


レオは満足そうにうなずいていた。


「ねぇ、どんな方法?」


「俺の能力を使うんだ」


そう言うと、レオは何やら呪文を唱えながら、手を目の前に出した。


その瞬間―――。


―――バサバサッ


何かが羽ばたく音が聞こえた。


目の前に現れたのは、白い鳥だった。


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