ネコは魔界の王子様!?
何かこのネコ、
事情が複雑そうだったから、断られたらどうしようか考えてたんだよねー。


「よかったね」


あたしが黒ネコに話しかけると、にゃーと答えた。


とりあえず、ネコのふりしてくれてるみたい。



夕飯を食べ終わって、部屋に戻ると、黒ネコが座っていた。

「もう、しゃべっていいよ」


あたしがそう言うと、黒ネコは話し出した。


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