蒼空模様
「・・・で、今日から仕事するわけね」
渡された書類
それには文化祭のことが
細かく書かれている
「めんどくさいなぁ・・・
ってことで、玲奈たちは部活頑張って」
「大丈夫?
音楽の先生にも呼ばれてるんでしょ」
「何で、って感じだけどね」
「また何か、されるんじゃない?」
「その時はその時で。
大丈夫だよ。2人とも行って」
小さく微笑んで2人を見送る
書類と筆記用具を持って
視聴覚室へと向かう
「お!お前もクラス委員長?」
聞きなれた声、その声の方に振り向く
「・・・雅弥がクラス委員長とか、
そのクラス、崩壊寸前だね・・・」
「それを言うならお前もだろ。
どうせなら一緒に行くか?」