蒼空模様
何かを見計らって
振ってきた雨や
いつも泣きたいときにいる
雅弥は
とても とても
涙腺を緩ませていった
「雅弥ぁ・・・!」
温かい、
雅弥の腕の中
ここにいてはいけないのに
離れていくことが出来なくなる
「死にたいよぅ・・・・・・!」
そう呟くほど、
雅弥は腕の力を強くする
「もう、アイツをみるな」
「ぅぅ、・・・・・・」
「俺じゃ、いけないのか・・・?」
温かい言葉が、
私の耳元で囁く