蒼空模様
「成功したらなんか奢る」
「マジ!?イチゴパフェ」
「・・・・・・太るぞ」
「言うな」
「ほら、お前の家ここだろ?
じゃあまた明日な」
あ・・・もう私の家・・・
雅弥の家反対方向なのに
ここまで来てくれたんだ
「・・・ありがとう」
「ん。夜メール送るからな」
「いつものことじゃん。
じゃあ、ばいばいー!」
優しく微笑む雅弥を見送って
家の中に入る
「ただいまー」
「おかえり。今の、雅弥君?」
「・・・見てたの?」
「彼氏?」
「違う」