蒼空模様
「違うの?
ならいいけど・・・」
「でも美弥、好きな人が出来たら
すぐに言ってね。
絶対応援するからね!?」
「はいはい・・・
あ、これ可愛い・・・」
私は、1つのキーホルダーを
手に持った
「勾玉?美弥、それ可愛い?」
玲奈が私の手元を覗きながら言う
「うん。こういうデザイン、
私好きだよ」
「そう言えば、勾玉って
1つ1つに意味があるよね?」
梓がひげメガネをかけながら言う
「そう。よく知ってるね」
「そんなに好きなら、
みんなで一緒に買わない?」
「いいの?」
「別に私たちはいいよ」