図書室で君と~俺様王子との恋~
「HR長かったね~」

「疲れたよ~」

私達は今HR終わったから廊下で話して
るところ。

「てかうける~また勇人と同じ
 クラスで、しかも花音は隣とか……
 運命じゃん」

「違うよ~。私あんまり恋とか興味
 ないし……」

実際まだ恋したことないし。


「え~もったいない。花音かわいい
 のに」

「何言ってんの、真美ちゃん。真美
 ちゃんの方が100倍かわいいよ
 ~」

「ありがとう。お世辞でもうれしい
 よ」


真美ちゃんがにっこりと笑いながら
言った。お世辞じゃないのに~。



「てか花音、もう帰ろうよ。こんな
 ところにいても意味無いし」


「そうだね。……あっ!!そうだっ
 今日図書室寄って帰ろうと思って
 たんだ。ごめん、先帰ってて」


「わかった~先帰るねー。バイバイ
 っ」


「うん。バイバイ~」

そう言った後、私は図書室へ向かった。



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