ポイズン
えっ、昼!?

慌てて飛び起きた俺だったが、まだ真っ暗だった。

どう言うこと?

すぐに理由がわかった。

窓から月明かりが差し込んでいる。

カーテン閉めるの忘れてた。

同時に、ここが寝室であることに気づいた。

隣に視線を向けると、あげはがよく眠っていた。

ソファーのうえだけじゃもの足りず、寝室のベッドに彼女を連れて、また行為を繰り返したのだ。

お互いの服はソファーに散らかっていることだろう。

さっさと片づけなきゃ、何事かと思われる。

まだ情事特有の疲れが残っている躰を動かし、ベッドから出た。
< 35 / 100 >

この作品をシェア

pagetop