ポイズン
俺はウソがつけない。

ウソがヘタクソ。

あげはへの思いを隠せない。

あげはへの愛を隠せない。

心の底から、あげはを求めている。

「――正義、様…。

もっ、イっちゃ…!」

「――あげは!」

震えるその小さな躰に、最後の力をこめて腰をねじ込んだ。

ビクンと大きく震える躰。

締めつけられる中。

答えるように、全てを流し込んだ。

そして、果てた。

ガクッと、膝から地面へと崩れ落ちた。

あげはを抱きしめたままで。
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