それは、つまり愛でしょ!?

 「でもわざわざ、今日読まなくても良かったんじゃない…
  
  言ってくれたらいつでも貸したのに、嫌がらせしないでよ。」

 
 膨れて言うと


 「違う違う…男が恋愛小説をひとりで読むのって

  気恥ずかしいでしょ?」


 頭をくしゃくしゃと撫でられた。


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