それでも大好きなんです
第3章 それぞれの想い
夏希side
遊園地からの帰りは優樹に送ってもらった。
私はお風呂に入ってから、ベットに横たわった。
今日は楽しかった。
ちょっとまた拓哉への気持ちが戻ってきそうだったけど…
でもそれ以上に優樹が好き。
私は左手薬指につけた指輪を見た。
…そういえば文字何て書いてあるんだろう?
外して見ると
"Yuki Natsuki Loveforever"
と書かれていた。
"永遠"かー。
この幸せな日々が毎日続くといいな。
あれから一ヶ月がたった。
今日は夏祭り。
もちろん優樹とデート。
メイクもして美容室に行って髪をセットしてもらって浴衣をきた。
私は待ち合わせ場所に行くと
まだ、優樹がいなかった。