それでも大好きなんです
「…これはっ」
今ここで、あいつからしたって言ったら、もっと大変なことになる。
「私からした。なにか問題ある?」
そう言うと、みるみる女の子の顔が怒りに満ちていく。
「…やっちまいな!」
女の子がそう言うと、男たちがニヤニヤしながら近づいてきた。
…ヤバイ。
「ちょっと来ないでよ!」
「せいぜい楽しみなよ」
女の子はそう言うと倉庫の鍵を閉めて行ってしまった。
「おい!暴れるな!」
すごい音と共に頬に痛みが走った。