それでも大好きなんです
「やぁ……あっ…」
夏希は俺の前だけで鳴けばいい。
俺以外の男では、もの足りなくなるくらい、俺でいっぱいになればいい。
俺は欲望のまま夏希を抱いた。
夏希は疲れたのか寝てしまった。
「…ちょっと激しくしすぎたかな?」
俺は夏希の頭を撫でた。
「ごめんな」
俺、どんだけ焦ってんだ…
夏希は俺以外の男を好きにならないの知っているのに…
俺は寝ている夏希を抱き締めて眠りについた。
目が覚めると外は真っ暗だった。