それでも大好きなんです



「ちょっと!拓哉、いやっ!」



「優樹はよくて俺はダメなの?」



どうして?

どうして期待させるようなこと言うの?



「拓哉は莉子にやれば!それに私はあんたの友達なんだから関係ないでしょ!」



私は拓哉を押してトイレがでた。


そしたら優樹がいた。



「あっ!夏希ちゃん!」



「優樹。今から二人でどっか行こっか?」



「夏希ちゃん?どうしたの?」


私は優樹に抱きついて泣いた。



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