それでも大好きなんです



「そっか頑張って!私玄関でまってるね?」



「えー行っちゃうの?」



「うん」



だって他の女の子の目が怖いし…



「じゃあ…」



チュッとリップ音とともに、周りの女の子の叫び声が聞こえた。



「これで頑張れる!夏希また後でな!」



人前でキスなんて…
私は恥ずかしくなって、すぐに玄関に行った。


玄関に行くと拓哉がいた。



「………」



「………」



何この沈黙耐えられない。


優樹早くー!



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