君のメロディーを大切にします。
出会い
入学式も無事に終わりみんな各クラスに入った。
流は102H。
知り合いなんて一人もいない。
当たり前か。
流の席は窓側。ちょうどいいくらいに桜の木が綺麗に見える。
これからどんな高校生活を送ろうかな、、、
ぼんやりと外を眺めながら考えていた。
「痛っ」
誰かが後ろから流の肩を叩いた。
誰だよっっ、
「始めまして!俺の名前は砂原ゆう」
すなはらゆう?
「そうなんだ、」
ゆうは一人で話を進めた。
「俺は皆川中学出身で好きな事は、うーん、ツーリング?なんちゃて笑まぁ、彼女歴は四人!みんな可愛かったけど何かが嫌になって、あ!でも、。、」
話を進めているゆうの話を聞かずに
流は外を眺めていた。
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