君のメロディーを大切にします。
流は、
こいつはもうダメだ。と思い道を歩き続けた。
それでもゆうは、
「りゅーうちゃん!りゅーうちゃん!」
と呼んでいる。
どのくらいの、時間が経っただろうか、、、
気づくとゆうの姿は消えていた。
流は安心した表情を見せて、
帰り道にある電車に乗った。
入学式という事もあり、午前で終わった車内は他の高校の生徒もいて混んでいた。
だけど運がよく
席が空いている事に気づいた。
よしっ、、
再び安心した表情を見せる。
電車に揺られる時間は30分
その間に四カ所の駅を通る。
気がつけば座るところ一つないくらいに、
席は埋まっていた。

< 5 / 19 >

この作品をシェア

pagetop