恋の破片








「起きたか」

声と共にリビングに入ってきた、春。


「ごめん、また寝ちゃって」

「いや、別にいいけど」



さっきとは違う黒のTシャツ。
髪からは雫がひたひたと滴れている。

お風呂に入ってきたのかな。










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