もしも君が・・・~キミガクレタモノ~
学校は、家から徒歩で大体15分だ。
あっという間に着く。

「やったあっ!一緒だね!!」

なんて声が聞こえてくる。
クラス表を見に行く。
だけど、知ってる人は一人もいない・・・
なぜなら僕は、全国でもトップレベルの学校に来たからであった。

ガラッ―

教室に入ると、女子たちがキャーキャー騒ぎ出した。

「・・・?」

一人の女が近づいてくる。

「あ・・・あの!」

彼女は、少し頬を赤らめながら言う。

「メアド交換してくださいっ!」

僕の答えはもう既に決まっている。

「俺、軽い女無理なんだよね。」

彼女は、泣きながら去っていった。
僕自身悪い事をしたとは、思わなかった。
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